カジュアルシューズはダメ
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スーツ選びの次は、靴選びだ。
本来は靴を先に買ってから、スーツを選ぶのが正しい順序なのだが、説明の都合上、ここで取り上げる。
さて、スーツに合う靴の選び方は、実はあまり選択肢がない。
というのもスーツには、スーツ用の靴があり、その中から選ぶしかないからだ。
革靴だったら、何でもよいというわけではなく、ひものついてない靴は原則としてダメで、革靴でもスリッポンとか、サンダルはもちろんダメだ。
スーツ用の靴としては次の5種類があり、仕事でスーツを着るならストレートチップとプレーントゥは、最低でも1足ずつ持っておくべきだろう。
スーツ用の靴のいろいろ
フォーマル度の高い順番から紹介する。
ストレートチップ
つま先に横線が入ったタイプ。
冠婚葬祭にも使える、一番フォーマルな靴
プレーントウ
つま先に横線が入らないタイプの靴。
これも冠婚葬祭に使える。
多少履きやすい
ウイングチップ
つま先にW字の切り替えがあり、飾り穴(メダリオン)がつけられたタイプ。
正式な冠婚葬祭には使えないが、ビジネスカジュアル用の靴。
モンク(修道士)ストラップ
ヒモではなくバックル式の靴。
なかなか似合う人は少ない靴
Uチップ
つま先にUの字型の切り替えが入ったタイプで、一番カジュアルな靴。
冠婚葬祭には使わない方が無難
ビジネスシューズの手入れ
スーツに合わせることができる靴は、ストレートチップ、プレーントゥ、ウイングチップ、モンクストラップ、Uチップの5種類だ。
ただ結婚式やお葬式などの正式な場に履いていくことを考えると、ストレートチップか、プレーントゥしかない。
履き心地は、プレーントウの方が良いが、靴の履き心地は自分の足の形にも関係があるから、普段履きに使う靴は、しっかり選ぼう。
日本人の場合は、足幅が広い人が多いので、4Eなどの幅広サイズを中心に探すと良い。
ちゃんとした靴の相場・価格としては、5万円~10万円くらいだという。
靴は3足以上もちたい。
結婚式やお葬式に履くフォーマルなストレートチップ。
日常的に仕事に履いていくためのプレーントゥ、ビジネスカジュアル用に履くモンクストラップかUチップを一足ずつ。
色は原則として黒。
ベルトや鞄と揃える。
靴とベルトとバッグは、できれば同じブランドで揃えたいところだが、とにかく同じ色合いで、似た風格のモノが良い。
人間は1日靴を履いたら、コップ半分くらいの汗をかいているので、1日履いたら2日くらい休ませて乾かすのがベスト。
靴のサイズは、横幅にも注意。
足裏が横にべたっと広がっている場合は3Eとか4Eを選ぶ。
靴を選ぶ際のチェックリスト
- つま先にゆとりがある
- 足の甲が圧迫されない
- 幅がピッタリかどうか
- 土踏まずやかかとのアーチに脚がフィットしているかどうか
- 外くるぶしが靴に当たらないかどうか。
- カカトが余らないかどうか。