季節によって、きれいに見える色が違う。
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モテるためのファッション・コーディネイト術。
トーンを覚えてファッションに生かそうの巻。
春夏はヴィヴィッドやブライトなどの明るいトーンを中心に、ライト・トーンやペールトーンでまとめると季節感が出る。
明るい色というのは前向きの色で、新しく春を迎える気分にピッタリなのだ。
一方、秋冬は明度や彩度を落とした、やや灰色っぽい、黒っぽいトーンが合う。
なぜ季節によって好まれるトーンが違うかというと、季節によって日差しや周囲の色が変わるからだ。
たとえば秋冬は枯葉の季節で、緑が減る。
緑が減った中で、あまりギラギラした色を着たら、周囲の雰囲気から浮いてしまって下品になるわけだ。
また秋冬は人の気分が冬に向けて落ち着いていくし、それに伴って判断力も落ちていく季節なので、明るい色は見ていて疲れてしまうのだ。
秋冬の落ち着いたトーン(ダル・トーン/ダークトーン)
ということで秋冬は、落ち着いた色調が好まれる。
その中で明るめなのがダル・トーンだ。
一方、もう少しドッシリした色調がダーク・トーンになる。
グレイッシュトーンは、灰色を基調にした渋いトーン
グレイッシュ・トーン(grayish tone)とは、灰色(グレイ)を基準としたトーンだ。
白から黒までの間にある様々なグレイに色んな色を足した色だと思えばよい。
グレイッシュ・トーンというのは、穏やかな大人の色、と言う風に表現されるから、明るく元気な服を着たいという人には向かないかも知れない。
ただ服の中にグレイを入れるような場合は、それと同じ明度のグレイッシュ・カラーを入れると、統一感が出て違和感が少ないだろう。
グレイッシュトーンにも、明るいグレイッシュと暗いグレイッシュがある。
こちらは薄い灰色に色を付けたようなライト・グレイッシュ・トーン。
一方こちらはグレイッシュ・トーン。
ダルトーンと見比べてもらうと雰囲気の違いが分かりやすいかも。
ダーク・グレイッシュ・トーンは、黒っぽい灰色に色を入れた感じだがダークトーンとさほど違わないので省略する。
トーンに関しては、他にも
- ストロング・トーン
- ディープトーン
- ソフト・トーン