靴とベルトは色と材質を必ず合わせる。 鞄も合わせたい。
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靴を選ぶ際に最も重要なのは、ベルトや鞄と色や材質を合わせることだ。
靴とベルトと鞄という三つを揃えるのは、スーツのコーディネートの基本中の基本で、バラバラだと統一感がなくて良くない。
服のコーディネートというと、いろんなアイテムを組み合わせ、華やかな出で立ちを作ると思いがちだが、基本は3色の組み合わせで作る。
コーディネイトの基本では、使える色は最大で4色までで、色の面積の広さから次のように分ける。
コーディネートの配色
- ベースカラー(広い面積の色)
- アソートカラー(次に広い面積の色)
- ワンポイントカラー(アクセサリー的な色)
となると、この時点ですでに3色を使っているから、残りはベースカラーかアソートカラーに合わせるか、違う色を使うにしても、一色しか使えないということになる。
つまりベルトや鞄などの小物の色を揃えないと、色数が多すぎて、一貫性がない印象を作ってしまうわけだ。
これを避けるために靴とベルトと鞄の3つの色や材質を揃えると、統一感ができてまとまる。
メタルも色と質感を揃える
スーツを着る場合、ベースカラーとアソートカラー、そしてワンポイントカラーは、もう既に決まってしまっている。
コーディネートを4色以下でまとめるには、ベースカラーと同じ色を使うか、別の一色にまとめるしかない。
なので靴は原則として黒にして、ベルトや鞄も黒いモノを揃えると良い。
ダークブラウンの靴が履きたいなら、ダークブラウンの靴とベルトと鞄を揃えると良い。
ただしネイビーのスーツだと、ダークブラウンより、ライトブラウンの方が合う。
ネイビーのシャツやワンピースには、明るい肌色や明るい茶髪が似合うから、ダークブラウンのセットとは合わない。
つまり
さらに時計のベルトや財布なども合わせると、ワンパターンではあるが、コーディネートに統一感ができる。
バッグは、ブリーフケース(長方形の鞄)が最適。
革製のブリーフケースでも、ナイロン製のブリーフケースでもよいが、安っぽく見えるモノは避けたい。
アルミなどのアタッシュケースも、ビジネスバッグとして使える。
ただ揃えることを考えると、黒かダークブラウンで揃えるのが無難。
ベルトの色ってそんなにバリエーションがないからね。
ベルトはバックルが派手すぎず、安っぽく見えないモノを選ぶ。
ベルトのバックルは、身体のセンターにくるので、目立つ。
なので下品に見えないようなモノがよい。
ベルトの革は、靴や鞄の革と質感を合わせたい。
ベルトのバックルは、時計や小物の金属と色を合わせたい。