親に着せられた服は子供っぽい
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これは田舎のお嬢さんが着るようなコーディネートだと酷評。
ニローニさんに尋ねてみると、やっぱりお母さんに選んでもらった格好だという。
確かにこれは親が愛娘が風邪引かないように、暖かそうな服を選んだなというような感じ。
田舎の良いトコのお嬢さんが、親の言うことをよく聞いて着ている格好っぽい。
ただこんな格好で都会の街中を歩くのは、あまりオシャレという感じではないのも確か。
東京のファッショナブルな街を歩くと、「どこの田舎から出てきたイモ?」という風に見えそう。
これは良い悪いではなくて、TPOに合っていないと言うことで、この辺りもファッションの難しいところだな。
逆に言うと、子供の頃から親に着せられていた格好というのは、親がファッションに興味がなければ、たいていダサイということだ。
親は子供を着せ替えるのに楽で、汚れたらすぐに洗えるような服を子供に着せる。
となるとニローニさんの私服みたいに、ダボッとした服をバサッと着る感じになるって事だろう。
ボーダー柄は、子供の着る服?
ダボッと頭からかぶる服というのは、親の立場からすると楽な服だ。
ダボッと頭から服をかぶせて着せて、汚したらガバッと脱がしてすぐに洗うことができる。
これが細かいボタンの多い服だったら、そう簡単にはいかない。
そして子供にとっても、こういう服は着たり脱いだりが楽なので、意外とみんな好きな格好だったりする。
子供にとって、ボタンをいくつも留めたり外したりというのは、かなり面倒くさい作業だしね。
そうなると、こういうガバ・ガバ系のダボッとした服ばかり着て、こういうタイプの服に愛着ができてしまうんだろうね。
そしてボーダー(横縞)なんかも実は子供っぽい柄で、ボーダーを着る女性はモテないと言う話も最近流行っている。
ボーダーは横幅が広く見えるだけでなく、子供っぽい感じにも見えるので、危険。
家庭的だとか、子供っぽく見せたいのであれば、ボーダー柄を取り入れても良いけれど、そうでない場合はボーダーは避けるべき柄だ。
通常はタテの鉛直なラインをキレイに見せるように工夫して、子供じゃないんだと言うところを強調すべきだろう。
セーラー服よりもブレザーの方が大人っぽく見えるというのも、同じ様な理屈だろうね。