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4色の組み合わせ(テトラード)
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4色の組み合わせは、テトラードという。
イッテンのテトラードの場合、反対色の組み合わせを2組使うのだが色相環では90度ずつずれた色を使う。
なので12色相環では3組しかできない。
またダイアードの組み合わせに、白と黒(あるいは灰色)を組み合わせる4色組み合わせも使える。
ということで、どういう感じになるのか、色見本を作ってみてみる。
4色の配色例
黒をグレイに変えた4色配色は結構よく見る組み合わせだな。
4色以上の色の組み合わせはプロの領域だから、そう簡単に服の組み合わせに利用できない。
しかしダイアードに白と黒を組み合わせる方法は簡単だから、覚えておいて損はないだろうね。
5色・6色の組み合わせ
5色の組み合わせはペンタードという。
色相環の12色は5で割り切れないので、等間隔で5色を組み合わせることが出来ない。
なのでトライアドの組み合わせに白と黒(またはグレイ)を組み合わせる。
これを特にイッテンのペンタードというが色見本を作って調子を見てみよう。
ここから白か黒を抜いた4色配色もよく見かける組み合わせの配色だ。
5色の組み合わせ例(イッテンのペンタード)
6色の組み合わせ例(ヘクサード)
最後は6色の組み合わせのヘクサードだが色相環を使ったヘクサードは2組しかできない。
またテトラードに白と黒を追加したイッテンのヘクサードもある。
ただしこっちも3種類しか作れないので、合計5組だね。
これ以上の色の組み合わせは、色相が近くなりすぎて曖昧な色遣いになるので、洋服などでは使われない。