スーツの着こなしは、できる男の必須条件だ。 男性が一番かっこよく見える服装は、スーツだと言うから、スーツの選び方や着こなし方は、なんとしてもまず覚えておかないといけない。 一般女性の約8割は、スーツの着こなしがよいと、仕事ができると判断しているというデータもあるから、自分に合ったスーツを選べるだけで、かなりの好印象を得ることができる。 では、どういうところに気をつけてスーツを選べばよいかというと、...
更新日:
スーツ選びで学ぶ男のファッションの基本記事一覧
スーツ選びから学ぶファッションの基本。 スーツは仕事で着る服装だから、まずベーシックなタイプのスーツを選ぶ。 ベーシックなタイプのスーツというのは、色はネイビーかチャコールグレーがよいという。 ネイビーというのは紺色のことで、チャコールグレーというのは石炭色だから、どちらもかなり濃い色のスーツだね。 よくあるスーツの色としては、他にも茶色やベージュ、黒やグリーンなどもあるが、基本はネイビーかチャコ...
スーツの形状には、次の4つのスタイルがある。 ブリティッシュ・スタイルアメリカン・スタイルフレンチ・スタイルイタリアン・スタイルこれら4つのスタイルは、肩の形やウエストの絞り方に特徴がある。 まずブリティッシュ・スタイルは、肩のラインが角張っており(スクエア・ショルダー)、ウエストもぎゅっと締まっていて、細身の人向き。 頑固なイギリス紳士が着るイメージで、ちょっとお堅い雰囲気のスーツだ。 2番目の...
スーツのサイズを選ぶ際に、最初に決めるのは、上着のサイズだ。 上着のサイズがちゃんと合っていなければ、動きにくいだけでなく、外見も悪い。 そして上着のサイズで重要なのが、肩の幅と、サイズ感だ。 肩の幅がぴったり合っているかどうかは、背中や腕の部分に出るシワでわかる。 肩の幅がちゃんと合っていれば、余分なシワが寄らずにキレイなシルエットになる。 大雑把に言うと、肩幅のサイズが大きめの時は、背中の肩甲...
スーツのセクシーさは、背中のS字ラインがキレイに出ているときに感じられるという。 背中のS字ラインというのは、背中の盛り上がり部分と尻のふくらみ、そしてウエストの凹み具合の曲線のことだ。 大きな肩と、ちょっと締まったウエスト、そしてプリッとしたケツがよいらしい。 なので上着の背部が、背中から尻まで鉛直にダランと垂れ下がっている上着はよくない。 太ってしまうと、動きやすいように大きめのスーツやソフト...
スーツやベストなどを着るときには、上着の一番下のボタンは、常に外しておく。 これはよく知られたマナーだが、ベスト(チョッキ)などでも実は同じだ。 3つボタンの場合は、真ん中のボタンのみを留めるのが基本で、デザインによっては上2つを止めてもよい。 段返り3つボタンは、3つボタンで、一番上の部分が折り返しになっているタイプ。 これは一番上のボタンは使わず、真ん中のボタン一個だけを止める。 スーツは、ボ...
スーツ選びの次は、靴選びだ。 本来は靴を先に買ってから、スーツを選ぶのが正しい順序なのだが、説明の都合上、ここで取り上げる。 さて、スーツに合う靴の選び方は、実はあまり選択肢がない。 というのもスーツには、スーツ用の靴があり、その中から選ぶしかないからだ。 革靴だったら、何でもよいというわけではなく、ひものついてない靴は原則としてダメで、革靴でもスリッポンとか、サンダルはもちろんダメだ。 スーツ用...
靴を選ぶ際に最も重要なのは、ベルトや鞄と色や材質を合わせることだ。 靴とベルトと鞄という三つを揃えるのは、スーツのコーディネートの基本中の基本で、バラバラだと統一感がなくて良くない。 服のコーディネートというと、いろんなアイテムを組み合わせ、華やかな出で立ちを作ると思いがちだが、基本は3色の組み合わせで作る。 コーディネイトの基本では、使える色は最大で4色までで、色の面積の広さから次のように分ける...
スーツスタイルは、身なりの善し悪しがハッキリ見えて、印象が大きく変わってしまうスタイルだ。 カジュアルウエアは、砕けたスタイルなので、身なりを整えるという意識を持って着ている人はいないだろう。 しかしスーツスタイルでは、身なりを整えることが要求される。 というのもスーツスタイルというのは、冠婚葬祭やビジネスの場で着る服だ。 冠婚葬祭やビジネスの場というのは出会いの場であり、また、出で立ちや立ち居振...
仕事によって、ふさわしい服装がある。 その仕事にふさわしい服装をしていなければ、周囲の人間との間とと壁ができてしまう。 信頼が重要な仕事なら、信頼感を演出するような服装を、日頃から選ばないといけない。 たとえば外科医が浮ついた服装をしていたら、こいつに命を預けて大丈夫か?と心配される。 服装と腕に相関関係があるかどうかはわからないが、腕の善し悪しなんか、仲間内でしかわからないから、結局、身なりで判...
スーツやシャツの値段には、ピンからキリまである。 1万円前後で買えるスーツもあれば、30万円くらいするスーツもある。 1,000円前後で買えるシャツもあれば、1万5,000円くらいするシャツもある。 生地の品質にも色々あるだろうが、いったいこの価格差は何なんだろう?スーツの場合、生地自体の差というのは、実は大して大きくないのだという。 高級な生地というのは確かに高いのだが、3万円とか5万円以上のス...
スーツスタイルは、スーツ・シャツ・ネクタイの3つの要素の組み合わせでできている。 他にも靴やベルト、鞄というアイテムがあるが、上半身・顔周りに限るとこの3つで、免許証や履歴書の証明写真に使うような、胸から上のバストショットが他人に対する印象になるということだな。 なのでたかがシャツとか、たかがネクタイと侮らず、上質なシャツとネクタイを身につけるべきだろう。 さて、シャツには綿100%のシャツと、化...
スーツと靴が決まったら、次はシャツとネクタイ選びだ。 シャツは原則として白無地か白のストライプ。 カラーシャツや柄シャツも悪くはないが、冠婚葬祭では白無地のシャツが必要だから、白シャツは必ず1着以上は持っておくべきだ。 白以外では、淡い水色か淡い灰色など。 スーツの色と組み合わせないといけない。 淡い水色のシャツは、ネイビーのスーツに合う。 淡い灰色のシャツは、チャコールグレイのスーツに合う。 ネ...
夏は上着を脱いで仕事をすることが多いので、シャツやネクタイが主役になる。 そのため、襟が立つようなシャツが良く、ボタンダウンやスナップダウンが良い。 ボタンダウンシャツというのは、シャツの襟の先にボタン穴がついていて、前身頃にあるボタンをはめるタイプ。 スナップダウンシャツというのは、襟先にスナップがついているタイプで、外見は普通のシャツであるが、襟をしっかり立てることができる。 またネクタイをし...