スーツの値段の違いは、何の違い?

スーツやシャツの値段には、ピンからキリまである。 

 

1万円前後で買えるスーツもあれば、30万円くらいするスーツもある。 

 

1,000円前後で買えるシャツもあれば、1万5,000円くらいするシャツもある。 

 

生地の品質にも色々あるだろうが、いったいこの価格差は何なんだろう?スーツの場合、生地自体の差というのは、実は大して大きくないのだという。 

 

高級な生地というのは確かに高いのだが、3万円とか5万円以上のスーツであれば、殆ど同じレベルの高級生地を使っている。 

 

スーツを作る生地は機械で大量生産しているわけだから、生地のコストは原材料の糸のコストに左右されるだけで、ビックリするほど高いわけではないらしい。 

 

ところが安いスーツと高いスーツでは、製造工程で大きく差ができてくるという。 

 

たとえばスーツには、襟や肩、前身頃・後ろ見頃、ポケットの雨ぶたや、胸ポケットの横一文字部分の布には、芯地(しんじ)と呼ばれるモノが入っている。 

 

芯地の材料は、布や不織布、ウレタンなどのシートで、これを生地に貼り付けて、スーツの型崩れを防いだり、シルエットや着心地をよくしているのだ。 

 

芯地は表から見えない部分なので、安い芯地を使ってパーツ数を減らして作ると、安いスーツを作ることができる。 

 

芯地には、縫い付けタイプや、アイロンで完全接着するタイプ、借り止めのためのシートタイプの接着芯などがあるが、ここで高級品と安売り品で大きな差ができてしまうわけだ。 

 

借り止め芯地は、もともと縫製の際に、生地の型崩れを防ぐためのものなので、洗濯すると剥がれてしまうことも多い。 

 

借り止めだから剥がれても問題は無いのだけれど、ただ微妙にくたびれ感が出てしまい、安っぽくなる。 

 



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シャツの番手とは?単糸・双糸

スーツを作るには、3メートルほどの生地が必要だ。 

 

この3メートルの生地を16コの大きなパーツと、30前後の小さなパーツに裁断し、縫い合わせていく。 

 

高級スーツは、職人が細かいところまで手作業で縫い合わせたりしているため、柄がずれないように、かなり慎重につくられている。 

 

シャツなどでも、安めのシャツは、胸ポケットの柄が前身頃の柄とずれていたりするが、高級シャツでは柄をぴったり合わせて縫われている。 

 

これって簡単なように見えて、実は腕と手間が必要な部分だ。 

 

また普通のスーツは、大量生産しやすいように、いろんな部分を簡略化して作っている。 

 

たとえば袖口についている3〜4コのボタン。 

 

高級スーツでは、ボタンを外せば、腕まくりできるが、普通のスーツでは飾りボタンになっていて腕まくりはできない。 

 

シャツでも袖口の形状が、高級品と普及品とでは微妙に異なっていて、高級品は手間を掛けて縫製されているが、安物のシャツは手間がかからない縫製になっているらしい。 

 

糸の種類と着心地

高級シャツなどの説明には「番手(ばんて)」という表示があることも多い。 

 

「番手」とは【単位長/単位重】で表される指数で、重さ当たりの長さを意味する。 

 

たとえば単位重量で50メートルの長さの糸を50番手、100メートルの長さの糸を100番手という風に呼ぶ。 

 

なので番手が大きければ大きいほど、細い糸になる。 

 

つまり同じ綿100%であっても、使われている糸の番手が違うと、風合いや肌触りが違ってくるのだ。 

 

一般的に普及品のシャツは50番手の綿糸が使われるが、高級シャツは100番手前後の細い糸が使われている。 

 

ただし糸が細くなるにつれて強度が下がるので、細い糸を2本より合わせた双糸を使って織る。 

 

糸を作る工程が多くなるので、価格は高くなるが、柔らかさや風合いは全然違い、高級感が出る。 

 

因みに100番手双糸は、50番単糸とほぼ同じ太さになる。 

 


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