モテる男のメンズケア
男も自分の身体に責任を持たねばなりません。
ボディビル、細マッチョ、筋肉隆々、とまではいかなくても、たるんだ身体では、モテません。
たるんだ身体、たるんだ腹、細い腕、では、自信も持てませんし、自己評価も下げてしまいます。
肌も、まぶたの下も、髪の毛も、見た目が酷いと、どうしようもない。
ではどうすれば良いのか。
男の身体作りについて、いろいろ考えます。
身体作りの基本は、タンパク質から。
我々の肉体は、毎日の食事で摂る栄養素でできています。
栄養素と言えば「カロリー」を思い浮かぶ人が多いかも知れませんが、カロリーは栄養素ではなく「エネルギー」。
身体の材料となるのは、タンパク質と脂肪で、栄養学では「たんぱく質(プロテイン)」が最優先です。
というのもタンパク質は、我々の身体の殆どの部分に存在するのです。
筋肉はもちろんタンパク質で出来ていますし、内臓もタンパク質。
皮膚や髪の毛もタンパク質で出来ていますし、実は骨もタンパク質がないと出来ません。
骨と言えばカルシウム(リン酸カルシウム)を思い浮かべるかも知れませんが、形を作っているのがタンパク質。
コラーゲンというタンパク質が骨の形を作って、そこにリン酸カルシウムだとかマグネシウムなどのミネラルがハマっていくのです。
そして風邪やインフルエンザなどの感染症を退ける免疫力も、タンパク質が関わっています。
ウイルスが体内に侵入すると、免疫グロブリンという物質がウイルスに取り付いて、マクロファージなどを呼び寄せます。
この免疫グロブリンの原料がタンパク質で、ウイルスが身体に侵入すると4〜7日くらいで特別な免疫グロブリンが作られます。
免疫グロブリンには様々な種類がありますが、寿命もいろいろあって、短いものでは一週間で半減してしまいます。
そのため、タンパク質が足りていない状態が続くと、たった一週間で免疫力がガタッと落ちてしまうのです。
そのため、タンパク質だけは、毎日しっかり摂るように心がける必要があります。
タンパク質は、一日どれくらい摂れば良いか
タンパク質の一日の必要量は、体重の千分の1から、1.5くらいです。
体重60kgのヒトでしたら、一日にタンパク質60グラムから90グラムくらい必要です。
食品中のタンパク質の目安としては
- 鶏卵一個 およそ6−7グラム
- 豆腐半丁 およそ7グラム
- 納豆1パック 6グラム
- 鶏肉(鶏モモ肉)100グラム中、およそ20グラム
ですね。